REPORT
活動報告
2012年9月13日(木)
参加費 | 無料 |
開催地 | 東京都 |
会場 | 東京ウイメンズプラザ 会議室 |
受付締切 | 2012年9月13日(木) |
講師 | 石田 忠 氏 東京工業大学大学院総合理工学研究科 助教 工学博士 |
〈講師プロフィール〉
2003年大阪大学基礎工学部システム科学科卒業。
2005年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻修士課程修了。
2008年同大学大学院 同研究科同専攻博士課程修了。
同大学 生産技術研究所 マイクロナノ国際研究センター特任助教を経て、現在に至る。
2002年より大阪大学で老化現象をレーザーを用いて非侵襲で測定する研究に携わる。
2003年より東京大学でマイクロマシンと電子顕微鏡を 組合せた研究設備を構築し、ナノサイズの物理現象を実際に観察する研究に携わる。
2009年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校でディーゼル エンジンの炭素粉塵を無害化する触媒の研究にも携わる。電気学会振興賞や井上科学研究奨励賞など多数の受賞。
また、マツダ財団、住友財団、カシオ科学振興財団などによる助成も受ける。
《講師からのメッセージ》
環境問題は地球規模の問題であり、温暖化や異常気象といった形で私たちの生活を脅かすものになっています。
その規模があまりに大きいため に、環境問題を引き起こしている科学的な因果関係を見出すことが困難であります。
そこで、現在、最先端の科学技術であるナノテクノロジーを用い て、ナノの視点から環境問題の原因を明らかにし、さらに明らかになった原因を解決しようとする取り組みが行われています。
例えば、物と物が擦れる 様子をナノスケールで観察することで、エネルギーを無駄に消費している原因が明らかになりました。
このように基本的な現象を小さいサイズで観察することで、問題解決の糸口を見つけることが可能です。
今回の講演ではナノの視点から環境問題を考えます。
講演模様
会場風景