REPORT
活動報告
2017年5月15日(月)
参加費 | 無料 |
開催地 | 東京都 |
会場 | 東京ウィメンズプラザ ホール 東京都渋谷区神宮前5-53-67 |
受付締切 | 2017年5月12日(金) |
講師 | 吉村 作治 先生 早稲田大学 名誉教授 |
◆講演概要
21世紀の文明にとって環境問題は避けて通れないもので、環境についての論議もいろいろです。そんな中で、古代エジプト文明というものはナイル川にダムや堤防を造らず、自然と人間が調和を目指した文明でした。この古代文明の中の知恵を通して「循環型」世界について環境との関係を考えてみます。
◆吉村作治プロフィール
【略歴】
1943 年東京都生まれ。工学博士(早稲田大学)。エジプト考古学者。
東日本国際大学学長。早稲田大学名誉教授。
1966 年アジア初の早大エジプト調査隊を組織し現地に赴いて以来、約半世紀にわたり発掘調査を継続、数々の発見により国際的評価を得る。中でも2005年1 月に発見した青いミイラマスクをつけた未盗掘・完全ミイラ、軍司令官セヌウの木棺は非常に美しく、考古学史上も貴重な発見であった。また2011 年6 月に第1 の蓋石を引き上げ、2012年2 月に船の部材の木片サンプリングに成功した、古代エジプト最古の大型木造船「第2 の太陽の船」を発掘・復原するプロジェクトもいよいよ本格的に復原作業が開始、全世界からの注目が集まっている。エジプトでの発掘だけではなく、日本国内においては、e-ラーニングの普及と祭りを通しての地域力の活性化に努めている。2015 年10 月からの六本木会場を皮切りに『黄金のファラオと大ピラミッド展』を2 年間にわたり日本全国巡回展示している。
【著作】
「マンガでわかるイスラムvs.ユダヤ中東3000 年の歴史」(CCCメディアハウス)
「人間の目利きーアラブから学ぶ「人生の読み手」になる方法―」(講談社)
「運命を味方にする生き方」(海竜社)
「教授のお仕事」(文藝春秋)
「エジプトに夢を掘る」(日本実業出版社)
「世界一面白い古代エジプトの謎」(中経の文庫)
(ツタンカーメン・クレオパトラ篇 / ピラミッド・太陽の船篇)
「エジプト考古学者の独言-週刊作治-」(汐文社)
「色即是空-コラム392-」(汐文社)
「太陽の哲学」を求めて」(PHP 研究所)
「ミイラ発見!!-私のエジプト発掘物語-」(汐文社)
「ピラミッドの謎」(岩波ジュニア新書)
「ヒエログリフで学ぼう!」(荒地出版社)
「父の遺した言葉」(ポプラ社)
「古代エジプト埋もれた記憶」(青春出版社)
「吉村作治写真集 悠久のエジプト-5千年の時を超えて-」(アケト出版)
「吉村作治論集」(Ⅰ・Ⅱ巻)(アケト出版)
【公式HP】
『吉村作治のエジプトピア』http://www.egypt.co.jp/
講演模様
会場風景